ダイニングテーブルN邸
3人家族のリビングに、お気に入りのアンティークチェアに合わせてテーブルを製作しました。主な要望は「テーブルに使う樹種の違いを楽しみたい」「4方向からスムーズに足が入るようにしたい」「テーブルの下に収納棚が欲しい」の3つ。天板を支える幕板を×字のように配置することで、テーブルのどの部分に着いても幕板が邪魔にならないようにし、テーブルの中央部分に読みかけの雑誌などが置ける収納を作りました。打ち合わせ初期からテーブルの脚は八字の丸脚と決まっていて、完成品の柔らかい印象は、丸脚へのこだわりが生み出したものだと思います。オニグルミとタモの色や風合いの違いが、時間と共に移ろう姿が今から楽しみです。
樹種 天板 オニグルミ
脚部 タモ
サイズ 巾1650×奥行900×高さ700㎜
塗装 オイル塗装